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てんかん治療薬のラミクタールについて

ラミクタールはてんかんによって起きる気分の浮き沈みなどの症状を改善してくれる薬です。この薬で対処できるてんかんの種類としては、側頭葉など脳の

2019年08月25日
てんかん治療薬のジェネリック、カルバトールとは

てんかんの治療薬としては1960年代に発売されたテグレトールが有名で、それまでは有効な治療方法が確立されていなかったてんかん治療の上で、飲み続けることで発作を抑えたり、症状の改善につなが治療薬が発表されたことはてんかんに苦しむ患者さんにとっても喜ばしいニュースとなりました。 テグレトールは用法、用量を守って医師の指示通りに正しく服用することで、突然襲ってくる発作の頻度を減らしたり、日常生活の中で発作をコントロールすることができる薬としててんかん患者さんにとっては欠かせないものとなりましたが、そのためには長い期間飲み続ける必要があるため経済的な負担にもなってしまうという側面も持っていました。 そんな中、世界的に有名なインドの大手製薬会社が開発したテグレトールのジェネリック医薬品がカルバトールです。 ジェネリック医薬品であるので配合成分はほぼテグレトールと同じであり、効果も同じものが期待できる上、カルバトールと比べて価格も安い薬であるため、てんかん患者さんの中にはカルバトールに切り替えを行った人も多くいます。 カルバトールにはテグレトールと同様の効果が期待でき、同時に同じような副作用の危険性もあるので、服用の際には医師の指示に従って用法、用量を守るなどの注意が必要です。 カルバトールの重い副作用として挙げられるのは、血行障害などです。このため疾患などにより血液障害がある人には服用されない場合もあります。 他の薬との飲み合わせや食事との食べ合わせにも注意が必要です。柑橘系のジュースなどと一緒に服用すると血中濃度が上昇した副作用が出る危険性が高まるので注意が必要です。 また、セイヨウオトギリソウ等の健康食品はカルバトールの効果を弱める危険性もあるので、同時期に服用することは控えた方がいいとされています。 また、服用をやめると反発作用で重い発作などてんかんの症状が出てくる場合があるので、副作用が出た場合なども自分の判断で服用をやめずに医師の指示に従うようにしましょう。 カルバトールは通販で購入すると価格はどれくらい? カルバトールはてんかん治療薬としては先発医薬品のテグレトールを凌ぐほどのシェアを誇るまでに一般的になってきた医薬品ですが、海外の製薬会社が販売しているジェネリック医薬品であるため、医療機関などで処方を受ける場合は価格が割高になってしまうこともあります。 個人輸入代行業者などによる通販が認められている医薬品でもあるため、インターネットの通販サイトなどで探すと医療機関で処方されるよりも安く手に入れることができます。 カルバトールを購入できる通販サイトは多数あり、価格の幅も非常に広く、ピンからキリまであるのが特徴ですが、あまり価格ばかりにとらわれてどう考えても安すぎるようなものを購入すると、承認を受けていない類似品だったり、管理が徹底していなかったりして状態の悪くなったものだったりと、服用に危険が伴うようなものを買わされてしまう危険性もあります。 医療機関での処方ならば品質面や薬の安全性の面では信用できますが、やはり通販サイトを通してお得に購入したいという場合は、しっかりとした流通ルートを持ち、品質管理を徹底しているサイトを選ぶようにしましょう。 そうした安全性の高いサイトでは、他のサイトよりも薬価が高めに設定されていることもありますが、それでも医療機関での処方より安く購入できるので、不良品を掴まされるリスクを冒すよりはやや割高でもそうしたサイトで購入した方が安全です。 価格は100錠6500程度で販売されていることが多いですが、量の少ない小箱で買うこともできます。 また、まとめ買いをすることで割引が適用される場合があったり、初回購入の人を対象とした割引きがあったり、セールなどを行っている場合もあるので、複数の信用できる通販サイトを見つけておいてよりお得に購入できる方法を選ぶのがよいでしょう。

2019年07月28日
てんかん治療薬のテグレトールについて

テグレトールは長年てんかんの治療薬として使われてきた歴史のある薬です。 とくに、側頭葉など脳の一部で発作を起こすタイプのてんかんにテグレトールは高い効果を発揮するとされています。 また、三叉神経痛や双極性障害などの治療に用いられることもあります。 テグレトールは白い錠剤タイプの薬で、1錠にカルバマゼピンという成分が200ミリグラム含まれています。 カルバマゼピンは脳の神経細胞のなかにあるナトリウムチャネルを抑えることで効果を示す成分です。 この働きによって、脳の興奮状態を抑えることが出来ます。また、めまいや頭痛などの症状を抑える効果もあります。 テグレトールは、主に気分の高まりを抑えたい場合に適している抗てんかん薬となっています。 脳内で鎮静効果を持つ神経伝達物質であるGABAの働きを促進することによって、精神を安定させるという働きもあります。 しかし、欠伸をしたり手足が脱力するなどの症状にはあまり効果がないことが分かっています。 テグレトールの服用方法としては、1日に200ミリグラムから400ミリグラムを1回から2回に分けて飲むようにします。 その後は経過観察をしながら量を増減し、通常は1日600ミリグラムまで服用量を増やすことが出来ます。 症状によっては、1日あたり1200ミリグラムまで増量することが可能です。 テグレトールは即効性のある薬ではないため、通常は1週間ほど経った時点で効果が現れるようになります。 この薬を服用するのに注意を要する人としては、心臓疾患や肝障害、腎障害のある人などを挙げることが出来ます。 また、甲状腺機能が低下している人も服用に注意を要します。アレルギーのある人や妊娠中の人は、服用する前に医師に相談する必要があります。 テグレトールの主な副作用としては、眠気やめまい、ふらつきなどが報告されています。 そのため、自動車の運転をしたり危険な作業をする場合には服用に注意が必要となっています。 場合によっては、発熱や貧血などの症状が起きることもあります。 テグレトールと飲み合わせると危険な薬について テグレトールは、他の薬との併用による相互作用が多く報告されている薬です。 そのため、複数の薬を飲んでいる人は、服用方法や飲み合わせに十分気を付けなくてはいけません。 他の向精神薬と一緒に飲んだ場合には、薬の効果が弱まったり、逆に副作用が強く出てしまうこともあります。 テグレトールとの併用が禁忌とされている薬もあります。 抗真菌薬のボリコナゾールや肺高血圧症治療薬のタダラフィル、エイズ治療薬のリルピビリンなどと一緒にテグレトール飲むことは出来ません。 テグレトールは、これらの薬の血中濃度を減少させて効果を弱めてしまうことが分かっています。 また、抗真菌薬であるボリコナゾールやミコナゾールと併用した場合には、テグレトールの血中濃度が急激に上昇して中毒症状を起こすことがあります。 それは、これらの薬がテグレトールの代謝速度を落としてしまうためです。中毒症状を起こした場合、強い眠気や嘔吐、めまいなどの症状が現れることがあります。 抗真菌薬系の薬とテグレトールは、一緒に飲むことを避けたほうが望ましいです。 また、タダラフィルやリルピビリンと一緒に飲んだ場合には、テグレトールの血中濃度を減少させることでこの薬の効果を弱めてしまいます。 抗不安薬や三環系抗うつ剤などと併用した場合にも、同様に薬の効果が弱まってしまうことが報告されています。 薬以外のものでは、飲料やサプリメントとの飲み合わせにも気を付ける必要があります。 アルコールやグレープフルーツジュースを一緒に飲むと、この薬の血中濃度を増やして眠気が強くなるなどの副作用が現れることがあります。 また、健康食品として販売されているセントジョーンズワートは、テグレトールの働きを弱めてしまうことが分かっています。 テグレトールの服用時には、これらの飲料やサプリメントを飲むことも避けたほうが良いでしょう。

2019年07月25日
てんかんは脳波の検査で原因を見つける

てんかんの検査で最も重要な検査は、脳波検査です。脳波は、脳の神経細胞が発するわずかな電流を波形として記録したものです。 てんかん発作が起きている時は脳が過剰に興奮しているので、それを捉えることができます。 正常な脳波は小さなさざ波のような波形ですが、発作の時は棘波(きょくは)と言って、棘(とげ)のようにとがった波や、少し幅の広い大きなとがった波(鋭波)が描かれます。 てんかんの時の脳波は、その波形だけではなく異常な波形の出方によって、脳のどの部分が過剰に興奮しているのかを、ある程度予測することができるので、発作型の判断に繋がります。 ただし、脳波はいつも同じ状態ではありません。そのため、数十分間程の一度限りの検査では異常をキャッチできないことも多々あります。 そこで、何度か繰り返してこの検査を行ったり、より感度を良くするために、ビデオ脳波同時撮影を行うこともあります。 ビデオ脳波同時撮影は、ビデオ撮影と脳波検査を同時に行う方法です。ビデオ撮影を行って、発作時の状況を捉え、同時にその時の脳波を記録することができます。 電極やコードが頭についてはいますが、家にいる時とほぼ同じようにして過ごしてもらいます。 寝ている時だけではなく、遊んでいる時や食事中もずっと脳の波形を記録するので、一般的な脳波検査よりもはるかに異常をとらえやすいという大きなメリットがあります。 しかし、発作や重積発作を起こす原因となる疾患は、てんかん以外にもあります。そのため、てんかんと他の疾患との鑑別をつけることが重要です。 鑑別診断のために、血液検査や尿検査、脳のCT(コンピューター断層撮影)やMRI(磁気共鳴画像)などの検査を受けることが必要です。 血液検査や尿検査では、特に有機酸や脂肪酸などの先天性代謝異常が原因ではないかを調べることが大切です。 CTやMRIは、てんかんの原因となっている脳の傷や腫瘍、脳の形成不全などがないかをチェックするために行います。 てんかんの検査はどのようにして行われる? 血液検査や尿検査は外来でも可能です。一般的な脳波は、頭に数か所電極を貼り付けます。そして静かにベッドの上に横たわった状態で測定します。 途中で音を出したり光を発したりして刺激を与えて、その時の脳波の状態を見たりもします。 小さなお子さんで、ベッドの上でじっと静かにしているのが難しい場合は、眠らせて検査を行うこともあります。 ビデオ脳波同時撮影(長時間ビデオ脳波モニタリング)は、病院に入院して行います。 最低でも一日は入院が必要になりますが、その時にまとめて脳のCTやMRI検査、採血や採尿などを行うこともできるので、一気に検査を済ませてしまうことができるというメリットもあります。 ビデオ脳波同時撮影は、どこの病院でも行える検査ではありませんが、非常に意義の大きな検査です。 この検査を行っている病院の一例では、子供のてんかんの場合、10畳ほどの部屋で2泊3日で入院します。 トイレに行く時以外はビデオカメラの下で、ゲームをしたり漫画を読んだりテレビを見たりお喋りをしたり、食事をしたりおやつを食べたりして、家に居る時とほぼ同じようにして過ごしてもらいます。 入院中に測定した脳波と撮影したビデオの画像を照らし合わせて、発作が起きた時の状況やどの程度の意識低下があったか、首の動きや目の動きはどんな感じだったか、などと細かく見て行きます。 外来で数十分間脳波を撮っただけでは見落としがちな小さな異変も、何日間も脳の波形を記録することで見つけ出すことができたケースも沢山あります。 また、静かにベッドで仰向けになっている時だけではなく、お喋りしたり遊んだり食べたりしている時の様子も判るので、これも一般的な脳波測定では見つかりにくい異変をキャッチできる大きな一因となっているのでしょう。 ビデオ脳波同時測定ができるお近くの病院は、てんかん診断ネットワークのホームページから見つけることができます。

2019年07月22日
細かく分類出来るてんかん発作の種類とその原因

てんかんは脳の神経が異常な活動をすることによって引き起こされる病気です。 その症状の出方は人によって様々ですが、何度も同じタイプの発作を繰り返すことが特徴となっています。 発作の種類 てんかんが起きたとき、脳の神経細胞には異常な量の電流が流れた状態になっています。 この状態が脳の一部で起きているか、脳全体で起きているかによって、てんかんは大きく部分発作と全般発作の2つに分類することが出来ます。 部分発作 単純部分発作 意識ははっきりしているのに体の一部がぴくぴくと痙攣するような症状です。 複雑性部分発作 意識がはっきりとせず、口を無意味に動かしたり、歩き回ったりするような症状が出ます。 全般発作 欠伸発作 これは子供に多いタイプのてんかんで、意識を失ってぼおっとした状態になります。 この状態は数秒から数十秒の間続くことがあり、会話や食事の途中で急に動作が途切れたりします。 ミオクロニー発作 全身または手足がびくっとする症状です。 また、脱力発作では体の力が急に抜けて物を落としたり、床や地面に倒れてしまうこともあります。 強直発作 強直発作というのは、全身に力が入って身体が突っ張ったような状態になるものを言います。 強直間代発作 意識を失って身体が突っ張ったり、びくびくと痙攣するような状態を繰り返します。 これらの症状は一瞬から数秒で治まることもありますが、場合によっては長く続くケースもあります。 長時間症状が続くものをてんかん重積と言います。 てんかんは生まれつき脳に異常があって起きるものと、脳の病気によって後から引き起こされるものとがあります。 また、てんかんの症状を誘発するものとしては、いくつかの原因が考えられています。 たとえば光による刺激やストレスなどがてんかんの症状を引き起こすことが知られています。 飲酒や月経の周期によるホルモンの変動などが原因となっている場合もあります。 なかには、原因がこれと言って特定出来ないケースもあります。 てんかんの種類によりその対処法は異なる? てんかんが起きたときの対処方法としては、周囲の人はまず冷静になって慌てないことが大切です。 対処方法を誤ると、逆に症状を悪化させたり長引かせてしまうことがあるので注意してください。 とくに、意識が薄くなるようなタイプのてんかんでは、倒れて物にぶつかったりしないように気を付けなくてはいけません。 まずは、周囲の状況や本人の様子をよく確認するようにしましょう。 てんかんが起きた場合には、症状が出ているうちにやったほうが良いことと、やってはいけないことがあります。 周囲の人は、安全性を確認しながら適切な対処をするように心がけてください。 意識が薄くなるタイプの場合、火や水、高所などから遠ざけるようにすることが望ましいです。 てんかんの症状は繰り返し起こることがあるので、いつ次の症状が現れるか分かりません。 痙攣や脱力などの症状が出ている場合には、なるべく速やかに安全な場所に移動させるようにしたほうが良いです。 このとき、衣服の襟元やベルトなどは緩めるようにします。また、眼鏡やコンタクトレンズなどは外しておきます。 転倒する発作の場合には、手をつないだりヘルメットを着用させるなどの対処をします。 症状が出ている間は、なるべく一人きりの状態にしないようにすることが大切です。 身体がびくついたり口を震わせるような症状が起きている場合には、口にタオルなどを咥えさせてはいけません。 口のなかを傷つけてしまったり、場合によっては窒息してしまう危険性もあります。 また、意識が低下している場合には、無理に薬や水などを飲ませないようにしましょう。 こちらも、嘔吐や窒息などを起こしてしまう危険性があります。 意識がなくなるような発作を繰り返している場合や、一回の症状が長く続いているようなケースでは、救急車を呼んだほうが良い場合があります。 患者さんの様子を見てこれは危険だと感じたときには、なるべく早く病院に連れて行くようにしてください。

2019年07月19日